ユートピア芦屋は、国立公園内にある最低1,000〜4,000m2の宅地規模を持つ、究極の親自然派住宅の街と言えます。全戸定期借地権付き住宅です。所有から利用する豊かさを追求した、自然を愛し、自然と暮らす、夢のようなライフスタイルが、定期借地権の活用によって実現したものとして、特筆されるものです。
街の入口にはタウンゲートがあり、日本では数少ないゲートコミュニティとしても演出されており、自然緑地に見え隠れする「美しい屋並み」芦屋奥池の新しい風景へと熟成されつつあります。
既存樹に囲まれた森の生活、道路からの長いアプローチは、日本ではほとんど見ることができない風景です。
住宅開発における公園計画は、住民や設計者よりも公園の管理者となる市町村公園管理課の意向が、強く反映されます。つまり、住民にとって楽しい、美しい公園であることよりも、管理者にとって管理しやすい公園が望ましいものとなります。4周すべてネットフェンス、緑は少なく、赤土の広場、遊ぶには退屈すぎる陳腐な遊具のある公園は、金太郎飴のように全国に普及しました。
しかし、住み手にとって望ましい公園をまず第一とし、住み手に愛される公園をつくることで、すべてを公共の管理に委ねるのではなく、住民も公園管理に参加する、まさに中庭公園が実現するのではないでしょうか。